現役薬学生の部屋

中高生向けに勉強のヒントを気ままに書いています。

薬学科と薬科学科(創薬学科)の違いは…?薬学部生が丁寧に解説!

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進路選びで薬学部について調べていると、薬学科薬科学科(あるいは創薬科学科など、「薬学科」ではない学科)の二種類の学科があることに気づくと思います。

 

 

薬学科薬科学科の違いってなんだろう…?」

 

薬剤師になるにはどっちに進めばいいんだろう…?」

 

 

という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

今回はこの違いを解説していこうと思います!

最後まで読んでいただけると嬉しいです!

 

▼目次

 

【薬学科と薬科学科の違い①】 国家試験の受験資格の有無

結論から言うと、薬学科と薬科学科の決定的な違いは、

 

薬剤師の国家試験の受験資格が…

 

 薬学科→得られる

 薬科学科→得られない

 

という点です。

 

ですので、薬剤師になりたい!と思っている人は、薬学科に入るしかありません。

 

「え、じゃあ薬科学科の卒業後の進路は…?」

 

と思った人は、別の記事で薬学科と薬科学科の進路について解説しているので、下のリンクから飛んでみてくださいね!

 

 

studyadvizer.hatenablog.com

 

 

【薬学科と薬科学科の違い②】 在籍年数が違う!

薬学科と薬科学科の卒業までの年数は

 

薬学科→6年

薬科学科→4年

 

となっています。

 

予備校の受験データ資料に、

薬学科(6年制)

薬科学科(4年制)

という記載があるのは、このためです。

 

では、薬学科は残りの2年間で何を学んでいるのでしょうか?

実は、薬学科は薬剤師になるために必要な「薬局実習」と「病院実習」をそれぞれ11週ずつ行う必要があるためです。

 

もちろんのこと、在籍年数が違えば学費も違うので気を付けてくださいね!

 

【薬学科と薬科学科の違い③】 入試における難易度が若干違う

 

これは違い①にも通じることですが、

 

薬学科は薬剤師国家試験の受験資格が得られるためか、薬学科の方がわずかに偏差値が高く出る傾向にあります、ですがぶっちゃけ誤差だと思います(笑)

 

【まとめ】 違いをよく知ったうえで出願しよう!

薬学科と薬科学科は名前はよく似ていますが、国家試験を受けられるかどうか、就学年数に違いがあります。入った後で後悔しないよう、自分の希望にあう学科に出願してくださいね。

 

薬科学科は一見、薬剤師になれない損な学科に思われがちですが、決してそんなことはありません!

別の記事で薬科学科の魅力を語りつくしているので、ぜひそちらも参考にしてください!

 

【現在作成中です。もうしばらくお待ちください!】

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!