志望校に一歩近づく!模試100%活用法
怒涛の夏が終わって、そろそろ模試を受ける機会が増えてくるこの時期。
たくさん受けているから、見直す時間がなくてなんとなく受けっぱなし…だともったいない!
模試は受け終わった後、どう活用するかがとても大事!
下に書いていくステップを踏んで、ぜひ模試を受けながら学力を着実にアップさせていきましょう!
1.(受験当日)自己採点をしよう
模試が終わったらもうこんな時間!今日は疲れたから帰って寝よう…という気持ちはわかります。ですが!ぜひ、受けたその日のうちに自己採点をしてください。
なんとなくできた自信がないと、自己採点をするのが憂鬱に感じてしまうかもしれませんが、終わったものはしょうがない。割り切りも大事です!
具体的には、マーク式のテストは点数もしっかり出してください。これは後で返却されたときに必要になります!マークミスをしていないかを調べるのに役立つからです。
じゃあ、記述式はどうやって採点すればいいの…?と思うかもしれませんが、ある程度自分で採点することは可能です。受験後に配られる回答解説集には、記述式の問題の解答例が複数載っています。また、採点基準が細かく書かれているので、それを参考にしながら採点者になったつもりで客観的視点から採点してみましょう。新たな発見もありますよ。
2.(受験当日~3日後)間違えた問題を解き直そう
余裕があれば、自己採点の後にすぐさま間違い直しに取り掛かりましょう。どんな問題だったか、自分はどうやって解いたかよく覚えているうちにやることで、問題を読んだり考え込んだりする時間を節約できます。鉄は熱いうちに打て、ですね。
次に、具体的な解き直しの仕方を説明します。
- 解説を見ずに、自分で納得するまで解答作成する
- 解説を見て直しを入れる
解答をすぐに見ないことがポイントです。答えを覚えていても、なぜその答えになるのか自分の頭でよく考えるようにしてみてください。この努力の積み重ねが実力アップにつながりますよ。
3.(3週間後~)結果が返ってきたら、自己採点とのずれ、間違えた問題を見直そう
受験してから3週間後~1か月後くらいに結果が返ってくると思います。判定&偏差値をみて一喜一憂してしまう人も多いかも…。データを参考にするのはもちろん大切なことです。でも、同じくらい大切なことが、自己採点で出た点数と、実際の点数との差を調べることです!!
マーク式テストであれば、この差を調べることで、本番にマークミスをしていたか、していたなら高く見積もっていたか、低く見積もっていたか、自分の傾向がわかります。これは本番で、自己採点をして予想得点を出すときに大いに役立ちます。
予想得点を高く見積もりすぎて、共通テスト利用の試験で不合格…なんていうことを回避できます。だからぜひ、この差を調べることは習慣化してください。
記述式テストでも、採点者の採点の仕方を参考にすることができるでしょう。確かに本番の試験と採点者は違うかもしれませんが、特に大手の模試を受験したのであれば、採点基準が本番の二次試験を意識したものになっているはずなので、教科を問わず、採点者の視点を知っておくことは大切です。
そして、もう一度間違えた問題を解き直してみましょう。ちゃんと解けるようになっているか、確認してください。ちゃんと解けていればok。解けなくても、解けるようになるまで何度もやり直すことで確実に定着します。あきらめずにがんばりましょう。
この記事では模試の活用の仕方について書いてみました。最後に模試の活用のポイントをまとめます。
4.まとめ
ポイントは、
①受けたその日に自己採点
②解説を見ずに解き直し
③返却後、自己採点結果との誤差を調べ、再度解き直し
です。ひたすら解き直しの繰り返しで、できなかった自分と向き合うことはつらいことだと思います。
ですが、地道な努力は必ず来春報われるはずです。志望校に合格している自分を想像しながら、ぜひ日々の学習に励んでもらえたらと思います。
応援しています!
ひつじ