現役薬学生の部屋

中高生向けに勉強のヒントを気ままに書いています。

大学受験生がこの夏やるべき3つのこと(国公立理系志望向け)

 

もうすぐ夏休み。

”受験の天王山”といわれる高3の夏休み。

できれば夏休みにライバルに差をつけたいですよね。

この記事では、ぜひこの夏にやってもらいたいことを「基礎固め」「模試の受験」「学校の下調べ」の3つの観点から書きました。

この3つを意識して意識して、ライバルに一歩リードしよう!

 

 

1.基礎固め

そんなこと知ってるよ…という声が聞こえてきそうですが笑

基礎固めをおろそかにするものは秋以降の過去問演習で泣きます。(経験者談)

今時間がたっぷりとれるうちに、必ずやってほしいです。

教科別に詳しく説明していきます。

〇英語

・英単語、英熟語

今まで自分が使ってきた単語帳は全部覚えてしまいましょう。

ここで大切なのが英熟語。

単語帳に載っているものだけでも共通テストでは戦えますが、より上位の旧帝大レベルを目指す人は、英熟語に特化した英熟語帳を使うことをお勧めします。

・長文

目標は1日1長文!具体的な長文問題の解き方に悩んでいる子は別の記事を参考にしてくださいね。

・リスニング

意外と忘れがちなのがリスニング!

三日に一回学校でやった教材の解き直しをしましょう。長文と同じで、定期的にやることが大切です。

〇数学

今まで習った範囲を復習、苦手な範囲をできる限り減らそう!

未修範囲の予習はお勧めしません。今は習った範囲の復習で十分です。

 

・得意な人

志望大の過去問を時間を測って解いてみよう

あくまで今は基礎固めが目標なので、二次の過去問には時間をかけず、ほかの教科の対策に時間を当てることをお勧めします。

・苦手な人

まずは定期テストレベル!

学校で使っている問題集を使って、特に理解が足りていない苦手な範囲を優先的に取り組んでください。

 

〇国語

共通テスト&センターの過去問を解こう

今過去問をやると直前期にやることがなくなると不安に感じるかもしれません。しかし、共通テストの傾向を知っておくことはこれからの学習方針を決めるうえで大切なことです。

そして、去年の第1回共通テストの国語はセンター試験と傾向がそっくりでした。

今年がどうなるかはわかりませんが、センターの過去問を解いておくことは、そこまで無意味ではないといえます。

 

〇理科

これまでの復習&未修範囲の予習

既習範囲の復習が大切なのは言うまでもありませんが、未修範囲の予習をしておくことをお勧めします。

最近ではyoutubeで大手個別指導塾の授業動画を無料でみることができますよね。

分かりやすくて動画一つ一つが短く隙間時間でみられるのでとてもお勧めです。

 

〇社会

共通テストの問題を解く

国語と同じく共通テストの傾向を知ることが大切です。

未修範囲の予習はしなくてもよいと思います。

社会に時間をかけすぎず、うまく他教科とのバランスをとってください。

 

2.模試を受ける

模試には大きく分けて3つのタイプがあります。

お勧めは、どの塾の模試でもよいので、3つのタイプから1つずつです。

①共通テスト模試

共通テストの傾向を知ることができます。駿台、全統等々ありますが片方受ければ問題ないです。

②記述模試

こちらも駿台、全統などがありますが、今まで受けてきた方をうけるのがお勧めです。

③大学別の模試

志望大学の二次の模試があれば、受けることをお勧めします。

今は解けなくても大丈夫です。問題をもらっておくことが大切です。

 

3.受験する可能性の大学の下調べ

第一志望だけでなく、私立も含め受験する可能性のある大学を調べていない人は、必ずこの夏に大学の特色と受験科目を調べておきましょう。

なぜなら、第一志望に合格する可能性は100%ではないからです。

厳しいことを言ってしまいましたが、大学受験のその先の、満足できる大学生活を送るために、魅力的に思える大学を受験してほしいと思います。そのために、第一志望以外の大学を見て、いいなと思える大学を見つけてください。

 

後悔のない夏に!

受験生の夏は、あっという間です。そして学校の授業がなくなると、教科のバランスが崩れがちになってしまう人、生活リズムが崩れてしまう人も。。。

だから、ぜひ読者の皆さんには、計画を立ててうまく自分を律して受験勉強を進めてもらいたいです。

一方で、追い込みすぎにも注意!私自身、受験生の夏休みに自分を追い込みすぎて、秋に燃え尽きてしまった過去があります…。

ぜひ、週に一度は自分を甘やかす時間もとってください!まだまだ先は長いので!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。受験生の皆さんを応援しています。